Shadowrocketの初心者向けFAQ 10選:Subscribeの追加・接続の切り替え・初回VPN許可

Shadowrocketの使い方でよくある質問10項目を解説。VPN構成の許可、Subscribeの読み込み、接続の切り替え、On Demandの設定を、操作手順とあわせて紹介します。

この記事の概要

この記事は、Shadowrocketをインストール済みで、自分が利用しているサブスクリプションを設定したいiPhone・iPadユーザー向けです。購入時の注意点、初回のVPN許可、Subscribeの読み込み、接続確認、自動接続の順に説明します。読み終えると、アプリ・接続設定・ルールファイルの違いを理解し、状況に応じて確認すべき設定を判断できます。サブスクリプションは利用中のサービス提供元から入手してください。この記事では接続サービスを提供していません。

1. Shadowrocketを購入すれば、すぐに接続先を利用できますか?

いいえ。アプリの買い切り購入と接続サービスの契約は別です。Shadowrocketは有料の商用アプリで、App Storeでの購入はアプリを入手するためのものです。サーバーアドレスや認証情報、サブスクリプションの有効期間は、利用中のサービスによって異なります。初回起動時にHomeにサーバーが表示されなくても、購入に失敗したわけではありません。アプリを再購入する必要もありません。

ShadowrocketはAppleプラットフォーム向けに提供され、主にiPhoneとiPadで利用できます。入手先はApp Storeのみです。購入前に、デベロッパ名がShadow Launch Technology Limitedであること、公式アイコン、アプリIDを確認してください。システム要件、ストア価格、購入対象となる範囲はApp Storeのページで確認してください。

932747118
ShadowrocketのApp StoreアプリID
3つの画面
Home / Config / Settingsの基本

2. 初回接続時にVPN構成の追加を求められるのはなぜですか?

これは、端末のネットワーク通信を処理するために必要な構成をシステムから許可してもらう操作で、追加料金ではありません。Homeで初めて接続スイッチをオンにすると、VPN構成の追加を許可するよう求められる場合があります。直前に操作したShadowrocketからの要求であることを確認し、システムの案内に従って許可してください。端末のパスコードや生体認証による確認が必要な場合もあります。

  1. 構成を確認

    Homeにサーバーが登録され、1つ選択されていることを確認します。リストが空の場合は、次の質問を参考に自分のサブスクリプションを読み込んでください。

  2. スイッチをオン

    Home上部の接続スイッチを操作し、システムのVPN構成許可画面が表示されるまで待ちます。何度も連続してタップしないでください。

  3. 許可を完了

    アプリの名前を確認して追加を許可し、システムの案内に従って認証を完了します。その後Homeに戻り、接続状態を確認してください。

  4. 接続を確認

    普段利用しているWebページを開き、接続状態とアクセス結果の両方から成功を判断します。システム上のVPN表示だけで判断しないでください。

3. 自分のサブスクリプションURLはどこに追加しますか?

サブスクリプションの追加先はHomeです。サーバー項目のAddress欄にURLを入力するのではありません。Home右上の「+」→ Type → Subscribeから、複数のサーバー項目を含むサブスクリプションを追加します。URLは利用中のサービス提供元から入手してください。疑問符以降のパラメーターも含め、URL全体をコピーします。

  1. 自分のサブスクリプションURLをコピーし、前後に空白や改行、チャットメッセージに付いた句読点がないことを確認します。
  2. Home →「+」→ Typeの順に開き、Subscribeを選択します。
  3. URL欄にURL全体を貼り付け、見分けやすい名前を入力して保存します。
  4. Homeに戻り、サブスクリプションの読み込みを待ちます。手動で取得する場合は下に引いて更新し、サーバーリストに項目が表示されるか確認してください。
  5. サーバー項目を1つ選択し、接続とWebページへのアクセスを確認します。

以下はURLの構造を示す例で、接続には使用できません。tokenのようなパラメーターは通常、アクセス認証情報として使われます。実際のURLを公開コメント、スクリーンショット、問い合わせ内容に貼り付けないでください。

https://example.com/sub?token=xxxx

サービス提供元から渡されたものがサブスクリプションURLではなく、単一サーバーの共有リンクの場合は、その種類に応じて読み込んでください。Shadowsocks、VMess、VLESS、Trojan、Hysteria2、WireGuardでは設定項目が異なります。すべての情報をSubscribeとして扱ったり、プロトコル名からポートや認証パラメーターを推測したりしないでください。

4. 読み込み後は定期的な更新が必要ですか?更新に失敗したら?

サブスクリプションの更新では、サービス提供元から最新のサーバーリストを取得します。App Storeのアプリをアップデートする操作ではなく、利用できなくなったサービスを自動で復旧させるものでもありません。サービス提供元が設定を変更すると、以前の名前、アドレス、認証情報が変わる場合があります。更新後は、現在選択している項目が引き続きリストにあるか確認してください。

更新結果はサーバーから実際に返される内容によって異なります。一度タイムアウトしただけで、登録済みのサブスクリプションを削除する必要はありません。現在の情報を残し、エラーメッセージを記録してから、同じネットワークで一度再試行してください。サービス提供元に問い合わせる場合はエラー文を伝え、サブスクリプションURL全体は隠してください。

5. リストに項目がたくさんあります。どれを選んで接続すればよいですか?

Homeでサーバー項目を1つ選択してから、上部の接続スイッチを操作します。サーバー項目は接続先の候補で、接続スイッチが現在のVPNセッションを開始・停止します。項目名を選択しただけでは接続されません。ルール設定がポリシーグループを参照している場合、実際に使われるサーバーはグループの選択にも左右されます。Homeの選択表示だけで、すべての通信の経路を判断することはできません。

  1. Connectivity Testで候補の応答状況を確認します。テスト結果はその条件での応答を示すもので、継続的なダウンロード速度を表すわけではありません。
  2. 応答のある項目を選び、現在のGlobal Routingの設定を確認してから接続スイッチをオンにします。
  3. 普段利用しているWebページを開き、実際の通信を確認します。項目を切り替えた後は同じページを再テストし、キャッシュの結果を新しい接続の結果と取り違えないようにしてください。

6. Global RoutingはConfig、Proxy、Directのどれを選べばよいですか?

Global Routingは、通信に適用するルーティング方法を決めます。Configは現在選択中のルール設定を使い、Proxyはプロキシ経由で通信する場合の確認に、Directは直接接続する場合に使います。これらはVPN接続スイッチとは別の設定です。スイッチがオンでも、すべての通信がプロキシサーバーを経由するとは限りません。

Global Routingの確認

Config
Configで現在選択されているルール設定に従って通信を判定します。
Proxy
通信をプロキシ経由にします。ルールの影響を一時的に切り分ける際に使えます。
Direct
プロキシサーバーを経由せず、直接接続します。
Scene
設定したシーンの条件に応じて選択を適用します。固定のプロキシ設定と同じではありません。

現在の設定を確認してから、特定のWebページが直接接続またはプロキシ経由になる理由を調べます。

On Demandの確認

設定項目
Settings → On Demand
判定基準
設定済みのネットワーク条件と動作。
制御する対象
接続を開始するタイミングを制御します。ドメインの振り分けルールを置き換えるものではありません。
確認方法
自動接続を一度オフにしてから、手動接続を確認します。

Global Routingは通信経路を制御し、On Demandは接続を開始する条件を制御します。それぞれ個別に確認してください。

普段使っているルール設定を利用する場合は、まずConfigで対象ファイルが選択されていることを確認し、次にHome → Global RoutingでConfigを選びます。特定のWebページを調べる際は、一時的にProxyに切り替えて結果を比較できます。Proxyでアクセスでき、Configではできない場合は、サーバー設定をすぐに入力し直すのではなく、ルールの適用状況とDNSを確認してください。検証後は通常の設定に戻します。

7. 接続中なのに、一部のWebサイトへ直接接続されるのはなぜですか?

Configでは、ルールによって通信ごとに異なるポリシーが選択されます。DIRECTも通常のポリシーの1つです。主なルールにはDOMAIN-SUFFIX、GEOIP、IP-CIDR、FINALがあります。ルールは上から順に評価されるため、具体的なルールを広い範囲に適用されるルールより前に配置します。FINALは、それ以前のルールに一致しない通信を処理します。

[Rule]
DOMAIN-SUFFIX,example.com,PROXY
IP-CIDR,192.0.2.0/24,DIRECT,no-resolve
GEOIP,CN,DIRECT
FINAL,PROXY

この断片は構文の説明用であり、完全な設定ではありません。既存ファイルのポリシー名は、有効なポリシーに対応している必要があります。サービス提供元や自分で管理している完全な設定をそのまま上書きしないでください。項目を確認する場合は、設定項目の説明を参照してください。

8. スイッチをオフにしたのに再接続されます。On Demandが関係していますか?

関係している可能性があります。On Demandは設定済みの条件に応じて接続を開始します。Wi-Fiからモバイルデータ通信に切り替わったとき、特定のネットワークに再接続したとき、条件に一致する通信が発生したときなどに、セッションが再確立される場合があります。これは接続スイッチの故障ではありません。まず手動接続が安定していることを確認してから、自動接続の条件を追加してください。

  1. Settings → On Demandを開き、機能が有効になっているか、ネットワーク条件と動作がどう設定されているかを確認します。
  2. 自動接続を一時停止する場合は、先にOn DemandをオフにしてからHomeに戻り、接続スイッチをオフにします。
  3. ネットワークを切り替えずに、手動で接続・切断できることを確認します。その後、Wi-Fiとモバイルデータ通信を一度切り替えて状態を確認してください。
  4. 再び有効にする場合は、条件を1組ずつ変更します。接続する想定のネットワークと切断する想定のネットワークでそれぞれ確認し、複数の条件を同時に変更しないでください。

On Demandは、特定のドメインにDIRECTとPROXYのどちらを使うかを決める機能ではありません。通信の振り分けはGlobal Routingとルール設定で決まります。端末に別のVPN構成が残っている場合は、システム設定で実際に有効な構成を確認し、自動接続の条件を取り違えないようにしてください。

9. 接続済みなのにインターネットに接続できない場合、何を確認すればよいですか?

端末がVPNセッションを確立できていることと、目的の通信が正常に完了することを分けて確認します。自動接続をオフにし、通常のネットワーク、サーバー項目、Global Routing、ルール、DNSの順に確認してください。ポート、プロトコル、ルールを同時に変更すると、アクセスが復旧しても原因を特定できません。

接続を切った後も、通常のWebページを開けませんか?

まずHomeに戻って接続を切断し、Settings → On Demandで自動接続を一時停止します。その後、Wi-Fiのログイン認証やモバイルデータ通信の状態を確認してください。通常のネットワークが復旧するまでは、サーバーのパスワードを変更しないでください。

通常のネットワークは使えるのに、サーバーテストがタイムアウトしますか?

Homeで登録済みのサブスクリプションを更新し、現在選択中の項目を確認します。サービス提供元から案内されたアドレス、ポート、プロトコル、認証情報を照合してください。自分が利用している別の項目でもう一度テストし、特定の項目の問題か、ネットワーク全体の問題かを切り分けます。

Proxyでは開けるのに、Configでは開けませんか?

Configで選択中のファイルと対象ドメインのルールを確認し、DIRECTや想定と異なるポリシーに一致していないか、DNS設定に問題がないかを調べます。一時的な確認が済んだら元のGlobal Routing設定に戻してください。テスト用の設定をルールの修正として使い続けないでください。

特定のWebサイトだけ開けず、ほかのサイトは使えますか?

対象ドメイン、失敗した時刻、エラーメッセージを記録し、そのドメインに適用されるルールと名前解決を確認します。サイトが1つ開けないだけで接続全体が使えないとは限らず、すぐにアプリを再インストールする必要もありません。

ポートはサーバー側の設定項目の1つです。たとえば設定にポート443と記載されていても、その数字だけでプロトコルがTrojanだと判断したり、認証が正しいと判断したりすることはできません。プロトコル、ポート、TLS関連の設定、認証情報をサーバー側と一致させる必要があります。具体的な値は自分が利用している設定を確認してください。

10. 端末の変更や再インストールの前に、何を保存しておけばよいですか?

まず接続に必要な情報とルール設定を保存し、その後でアプリを準備します。App StoreからShadowrocketを再入手することと、サーバーリストを復元することは別の作業です。アプリの購入履歴はサブスクリプションの認証情報の代わりにはなりません。システム要件と購入対象となる範囲はApp Storeのページで確認し、別の端末でも対応状況を個別に確認してください。

新しい端末ではシステムの許可を改めて行う必要があります。以前の端末で「接続済み」だった状態を、設定が移行済みである証拠と考えないでください。復元後はサーバー項目を1つ選び、普段使うWebページを1つテストしてから、ルールや自動接続を順番に有効にします。この手順なら、読み込み、許可、通信の振り分けに関する問題を切り分けられます。

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